お金の使い方

 皆さんはいいお金の使い方をしていますか?

 世間には「どうやってお金を増やすか」について多くの書籍や動画、記事が溢れていますが、「お金の使い方」について論じたものはあまり見かけません。

 その理由について、自分なりに色々考えてみた結果、ひとつの答えが思い当たりました。

 お金の増やし方についてはある程度、最大公約数的な最適解があるということです。労働によって稼ぎ、固定費を下げて無駄遣いを減らして支出を抑えて、貯金をして余剰金を投資に回す。こうすることによって、大抵の人は衣食住に困ることはないでしょう。

 しかし、お金の使い方には先に書いたお金の増やし方のような最適解がありません。お金の増やし方は増えた金額の大きさが正義ですが、お金の使い方はそうとは言えず、価値観が大きく関わるからだと思います。

 例えば、ピカソの絵は数十億円すると思いますが、あれはその絵にその金額を出してでも買いたいという価値を見出した人には意味のある買い物ですが、自分が買える資産があったとしても欲しいとは思いません。

同じように世の中には最低限の生活費以外は推し活に使う人もいれば飲食で給料を使い切る人もいればギャンブルにのめり込む人もいるでしょう。返済の目途のない借金をしてまでのめりこんでいれば問題ですが、自分の収入の範囲を超えなければ、自己責任の範疇だと自分は思います。

いいお金の使い方とは

 このようにお金の使い方には正解がなく、個人個人の価値観に基づいて判断するしかないように思います。

 但し、万人共通のいいお金の使い方はなくても万人に共通するいいお金の使い方の「ポイント」はあるのではないかと思います。

いい使い方と悪い使い方

 お金の使い方に良い・悪いのポイントがあるとすれば何なのかですが、いいお金の使い方とは

  • お金を使う際の物・サービスの価値が自分で理解できている
  • 身の回りの人へのプレゼント

 一方、悪いお金の使い方とは

  • 何となく使う
  • ストレス発散の買い物
  • 衝動買い
  • 生活を圧迫する位の消費

 こんな感じで区別できると自分は思っています。

使った後に納得感があるか

 色々な考えはありますが、やはり行き着く答えは「納得感」でしょか。一社会人であれば、すべては自己責任ですので、自分の心に従うというところに尽きるかもしれません。

まとめ

 いかがだったでしょうか?

 今回は各個人に「これだ!」という最適解を示せるものではありませんでしたが、皆さんが日々お金を消費する中で何となく使っているものの中から必要な消費、本当は必要ではない消費を選別して身軽になれるといいのではないかと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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