ディープシーク・ショック

 このブログを見ている方は資産形成に興味がある方がほとんどなので、アメリカのS&P500やオルカンなど、アメリカ中心の投資商品に投資してる方が多いのではないしょうか?

 そんな中、中国の生成AI「ディープシーク」が発表され、開発費用の低さから世界中が驚かされてる状態です。

 アメリカ中心の生成AIの優位性が揺らぐ恐れから、エヌビディアの時価総額が一時約90兆円が吹き飛ぶ事態になっています。

 今回の事態で世界が恐れている事態は

  • アメリカの生成AI産業の優位性の低下
  • 中国製生成AIの台頭
  • 情報の統制

アメリカの生成AI産業の優位性の低下

 オープンAIを筆頭に2010年のITプラットフォーマーの流れを汲んで、2020年台もアメリカが世界をリードしていくものと見られていたところに「必ずしもそうではないのではないか」と思わせた点で衝撃だったのではないでしょうか。

 これはアメリカ中心に投資している自分としても今後の株価に大きく影響するところではあるので、注視していきたいです。

中国製生成AIの台頭

 次に生成AI分野がアメリカ1強ではなく、米中2強になるかもという点ですね。

 これは自分としては若干懐疑的です。

 自分は生成AIのプログラム分野に詳しくないで詳細は分かりませんが、こういった分野が言語の壁が非常に大きいような気がします。

 世界の英語圏と中国語圏で比較すると圧倒的に英語圏の人口が大きいので、そこに勝てるかいうとなかなか厳しいのではないでしょうか。

情報の統制

 国民の情報管理が大好きな中国共産党ですが、この拘束状態ではなかなか情報技術分野で世界の覇権を握るのはかなり厳しいのではないでしょうか?

 自分はディープシークを使用していませんが、利用者の間では中国共産党、習近平国家主席、天安門事件党、センシティブな質問には答えてくれないそうです。

 いくらオープンソースにしたからといっても、そこそこネットリテラシーがある方であれば、「じゃあ、ディープシーク使おう」とはならないではないかと思います。

まとめ

 今日はディープシーク出現による今後の生成AIの行く末について私見を記事にさせてもらいました。

 どちらにせよ、生成AI分野が今後5年程度で急速に発展し、我々の生活圏に普及していきそうな気がします。

 詐欺等のリスクに注意を払いながら便利な部分を十分に享受していきたいと思います。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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