節約02

 今回は前回に引き続き、自分が実践している節約術について紹介していきたいと思います。

保険

 皆さんは保険に入っていますか?

 さすがに何1つ保険に入っていない人はいないかもしれませんが、心配だからとあれこれ入ってる人はいるかもしれませんね。

 日本人は保険が大好きだそうです。世界的に見ても物事を悲観的に捉える健康が強く、備えることで安心を買っているとも言えるのかもしれません。

 しかし、よく考えてみると何か変な気がします。

 例えば、がん保険に入ったとします。では、がん保険に入った場合と入らなかった場合の将来のがんに罹患する確率は違うのでしょうか?

 毎日「がんになるかもしれない」と怯えて生きていればストレスでがんになるかもしれませんが、普通に過ごしていれば、がん保険の加入有無は影響しないはずです。

 そう考えると保険加入のメリットって何なんでしょか?自分にはあまり見えてきません。

 本来保険とは、「発生する可能性は低いが、万が一発生すると多額な費用が発生する」場合に備えるものです。

具体例でいえば、自動車保険、火災保険、生命保険(扶養家族がいる場合)でしょうか。

 日本人は生涯で2人に1人ががんになるそうです。50%の確率で発生するアクシデントに民間保険で対応するというのはどうにも合点がいきません、

 「それでも、がんになると多額の治療費が必要になる」という方もいるでしょう。

 しかし、日本には国民皆保険制度もありますし、さらに高額療養費制度もあります。どれだけ高額な治療を受けても上限がきまっており、普通の会社員であれば、10万/月いないで収まるでしょう。

 昨今、税金や社会保障の国民負担率が高く、生活を圧迫しているとメディアが騒いでいますが、一方でこういったセーフティーネットがあることを周知されない状態で、嘆かわしいことです。

 自分の解釈ではこういった理由から傷病保険、がん保険に入っていませんし、自動車の車両保険にも入っていません、

まとめ

 いかがだったでしょうか?

 今回は保険の話が長くなってしまったので、1項目になってしまいました。

  繰り返しますが、保険に加入すること自体は否定しませんし、皆さんの価値観で判断していただければ良いかと思います。

 しかし、毎月の固定を減らして身軽になって人生の選択肢を広げたいのであれば、あらゆる物事を取捨選択するしかありません。

 皆さんの給料やバイト代は有限です。時間ももちろん有限です。しかし、欲求や不安は無限です。

 これらを理性的にどうコントロールするかが人生の選択肢が広がるか狭まるかだと思います。

 安心のために保険に入るという選択をするのであれば、その保険料の分だけ友達と飲み会に行く回数を制限するしかありません。逆に収入を好きなだけ使ってしまえば、本来備えるべき保険に入られなくなってしまいます。

 これらを皆さん自身で総合的に判断して、最適解を導き出してもらえればと思います。

 次回も引き続き、節約ネタを記事したいと思います。

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