このブログに来ていただいた方々はおそらく投資に興味がある方が大半ではないかと思います。
自分も労働が大事だと口では言っていますが、実際に定年まで働くことを考えると、ちょっとウンザリするのが本音です。
となると、労働収入以外の部分でブーストを掛けられないか思うのは自然で、そうなると候補に挙がってくるのは投資ではないでしょうか。
世の中にあらゆる投資がありますが、その中から自分がやってきて失敗したものを取り上げたいと思います。失敗した理由も含めて紹介し、皆さんの今後の投資先を検討するのに役立てれば幸いです。
毎月分配型投資信託
自分が人生で一番最初に投資の一歩を踏み出した案件です。当時、リーマンショックが過ぎてアベノミクスで株価が順調だったさなか、銀行員に勧められて購入しました。
米国のREITの投信でした。当時は米国の不動産もリーマンショックからずいぶん立ち直っており、分配金も多く結果としてはばいぶ儲かりました。
しかし、実際には好景気の際は良いですが、経済成長が緩やかな時期になると分配金は減り、不景気になると元手を削って配当金を出す、いわゆるたこ足配当になります。更には信託報酬が高いので、資産が目減りします。
自分としては勧められた時期がたまたま運が良かっただけで、万人にはおすすめしません。
個別株
高配当株を中心にポートフォリオに個別株を入れることを検討したことがあります。
某大手の企業を含め国内の個別株をコツコツ買って、一時トータルで数百万単位で保有していました。配当金もそこまで多くはなかったですが、一定の配当金はあったので順調にやっていけそうな感じでした。
しかし、あるタイミングで米国の景気が後退局面に入り、業績に影響がなさそうな銘柄も軒並み下がり始めました。
極論、米国の景気次第でどんな投資信託も左右されるので一緒と言ってしまえば一緒ですが、個別株は国、地域の景気動向だけでなく社会動向、トレンド、業種の将来見通し等のパラメータを保有している個別銘柄すべてを把握するのは兼業投資家としてはちょっと無理でしたね。
投資信託と違って、万が一紙くずになるかもしれないというリスクまで見込んで個別株を買うのは自分には不向きでした。これは万人に同じとは思いませんので、自分の性格等と照らし合わせて相性が良ければ、チャレンジしてみるのはいいかも知れませんね。個別株の方がテンバガーみたいに夢はありますからね。自分みたいな小心者には不向きだした(笑)
失敗談はまだまだありますので、次の記事でお話ししたいと思いますので、よろしくお願いします。
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