暴落時の対応

 今回はあまり考えたくないけど、想定しておかなければならないことを書いていこうかと思います。

 現在リスク資産(株式、投資信託、ETF等)を保有している方は2024年はまれに見る利益率だったのではないでしょうか?

では今年、来年も同様の上昇が期待できるでしょうか?

 答えはNOだと思います。上昇する可能性は高いですが、去年の日経平均株価が4万円をねらっていけたのは、

  • 中国からの資金流出先として日本が選ばれた
  • 23年の頃からバフェット氏が日本の商社株を大量購入した
  • 新NISA開始で個人投資家の資金が流入

 これらの要因が今年はないので去年同様の上昇率は厳しいでしょうし、のちに「○○ショック」と呼ばれる暴落に遭遇するかもしれません。

 ですので、自分なりの万が一の暴落への備えを書いていこうと思います。

自分のリスク許容度を決める

 最初の手順はリスク許容度を決めることです。

 リスク資産はどんな投資先でも上げ下げを繰り返すのです。なので、下げのトレンドに入った時にその資産減少が受け入れられるかを見極める必要があります。

 イメージとしてはリスク資産は最悪1年で2/3程度に目減りする恐れがあるので、万が一の際に自分の生活が破綻しないか、良い気はしないまでも仕事が手に付かないなど、精神衛生面で支障をきたさないかを検討する必要があります。

 最低限の生活面、精神衛生面から自分なりの許容度を探ってください。

リスク許容度から無リスク資産とリスク資産の配分を決める

 自分のリスク許容度を決めたら、総資産内の無リスク資産とリスク資産の配分を決めます。

  • 無リスク資産:預貯金、国債
  • リスク資産:株、ETF、投資信託、不動産、仮想通貨

 生活保障の観点から会社異であれば、6~12か月分、個人事業主であれば、24か月分程度の生活費は最低限持っておく方がいいでしょう。

 残りはリスク資産の最悪時でも耐えられる許容度からリスク資産への投入割合を決めて、残りは無リスク資産へ割り振ります。

いつかは暴落に遭遇することを覚悟する

 投資をしている以上、「○○ショック」と呼ばれる暴落に遭遇することは避けられないでしょう。

 優秀なデイトレーダーのように安く買って、暴落の兆候が見られたタイミングで売り逃げるというはほとんどの個人投資家では不可能でしょう。

ですので、自分としては暴落はあるものだという前提で投資に付き合っていくしかないのではないかと思っています。暴落時に右往左往するより、その方がトータルの資産は増えると思います。

まとめ

 いかがだったでしょうか?

 今日はややネガティブなことを書かせていただきました。

 しかし、資産を増やすにはいいことばかりではないので、そのことも念頭に置きつつ、資産形成に励んでください。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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